YDNではプレイスメントリストを作成することができます。
このプレイスメントリストとは、YDN広告を配信する/しないサイトを指定する機能です。
設定手段としては
- 配信するサイトを登録する
- 配信しないサイト（除外するサイト）を登録する
のどちらからでもアプローチできます。
このプレイスメントリストを設定せずに配信する場合、自社広告が配信されるサイトは無制限に配信されることになります。
ただし、サーチターゲティングやサイトリターゲティングの設定を併用することで、できるだけ自社商品・サービスに関係性の高いサイトへ配信するように設定することはできます。
また、このプレイスメントリストのポイントとして、「配信するサイト」を登録する場合は、ある程度リーチ数のあるサイトを登録しておかないと広告表示の回数がかなり減少してしまう可能性があります。
しばらく運用した後、コンバージョンが特に良いサイトに配信を限定する場合は有効ですが、どちらかというと配信しないサイト（除外するサイト）を登録して、不要な表示やクリックを防止する目的で利用することが多いと思います。
プレイスメントリストの作成方法
管理画面の下記メニューより設定を行います。
「YDN」＞「ツール」＞「プレイスメントリスト管理」
ページ遷移後、中段の「＋プレイスメントリスト作成」より「新規作成」をクリックして設定を行います。
デフォルトの状態では「候補を検索して選択」が選択されていますので、既に表示されているドメインへの配信を有効/無効に登録することができます。
それとは別に、特定のドメインに対して配信の有効/無効を設定する場合は、その横の「手動で入力」をクリックします。
手動で登録する際のポイントとしては、YDNでは第2階層までの指定が可能です。
第2階層とは、下記の階層を示します。
webseeya.com/ 第1階層 / 第2階層 /
一般的には、ドメインレベルでの登録は個人運用されているサイト全体を指定する場合に利用し、第1階層での登録は無料ブログ（アメブロなど）で該当ブログを指定特定する場合が多いと思います。
ですので、第2階層まで細かく指定することは経験上、あまり無いですね。
最後に
これらの設定を上手に活用することで、コンバージョンの上がりやすいサイトのみに特定して配信する、または不要なサイトへ広告配信をしない、の管理ができますのでコンバージョン獲得において効果を上げやすくなると思います。
ご参考になりましたら幸いです。