イメージ広告を作成する際、バナー画像のどこかに運用元情報を記載する必要がありますね。
一般的には社名やブランド名のロゴが入っているかと思います。
ここで、社名などを表記する際、以下の2パターンに当てはまる場合はロゴのみよりもロゴ+テキスト併記のほうがクリック率が高まる傾向がありました。
※ただし、日本の誰に聞いてもすぐに分かるような超メジャー級なロゴの場合はこの限りではありません
社名・ブランド名が英語表記のロゴ
英語表記のロゴの場合、製品や看板とセット見ることで「あ~あの会社ね」とか「このブランド知ってる」と認知できる人が多いのではないかと思います。
そういった場合は、リスティング広告内にロゴだけを配置してもユーザーは一瞬ピンと来ません。もちろん、訴求内容を見ればユーザーも気づくわけですが、イメージ広告はキャッチコピーが大事だと言われるように、もし社名・ブランド名が訴求の力になる会社であれば、そこもテキスト訴求するほうが相乗効果があると考えられるわけです。
ロゴを見ただけでユーザーが自社製品を思い出すのは難しくても、テキスト表示にしてユーザーの頭の中で音に変換してもらうことで「知っている会社、知っているブランド」と気づいてくれます。
すると安心・信頼感から「クリックしてみよう」というアクションになりやすいわけです。
シンボルマークだけで名称の入らないロゴ
これも上記で説明した理由と大体同じです。
もちろん審査を通すためにはテキスト併記が必要かと思いますが、ロゴマークを主張しすぎて社名・ブランド名のテキストは補足扱いで表記してしまうと、ユーザーに気づいてもらうチャンスを失い、流し読みされてしまう可能性が高まります。
まとめ
過去にイメージ広告を配信した際に
- 英語表記のロゴマークのみ
- テキストでブランド名を併記
の2種類でABテストを行ったところ、後者のテキスト併記のイメージ広告のほうが、20%ほどクリック率が高くなるという結果が出たことがあります。
これはやはり前述した理由があったからだと考えています。
ですので、イメージ広告作成の際には自社のロゴがユーザーが直感的に自社や製品をイメージできるタイプかどうかを検証されてから運用されると良いと思います。